料金・施術内容

料 金

1回 4000円

しっかり良くなってもらいたい・気軽に利用してもらいたい。
そんな思いを込めた料金です。

長くツライ状態が続いていると施術を受けてもすぐには身体は変わってくれません。回数を重ねることで徐々に良い状態が身についてきます。

当院では来院しやすい料金設定でしっかり身体を変えていくお手伝いをさせていただいています。

初診料・再診料はいただいておりません。
他に料金はかかりません。

安くできる理由

・ 自宅でやっているので場所代がかかっていません。( 子供の足音や犬の鳴き声が聞こえることもあります。)

・ 人を雇っていないので人件費がかかっていません。( 施術中に電話に出ることもあります。)

・ 紹介で来られる方が多いので広告費をあまりかけていません。

・ 気軽に利用してもらいたいという思いから

施術時間

症状などによって異なりますがだいたい80~100分程度かかります。
じっくり、しっかり、ゆるりと時間をかけて施術していきます。

時間通りに終わらないこともありますので少し時間に余裕をもって来院していただけると助かります。

施術の目標 当院で目指すもの

・多少痛くても動ける。

「痛く動けない」⇒「痛くても動ける」へ
動かしていけばドンドン変わっていきます。
痛くて○○ができない → 痛いけど○○ができる → 痛くない

・80%の調子を自分でキープできる。

100%をキープするのはとても大変です。
8割くらいが常に保てるカラダを目指します。

・はやめに筋肉の張りや疲れを感じるようになれる。

 疲れを溜めこんでボロボロになってから対策をとっても時間がかかります。
 早く疲れを感じて早く対応をしていきましょう。

・1日の疲れを1日の睡眠で解消できる。

解消できない疲れが段々と溜まっていき大きな症状となって現われます。
上手くリラックスできる身体を作って睡眠の質を上げていきましょう。

施術方法

当院では

  • 「関節トレーニングで動きを整える」
  • 「手で筋肉を整える」 
  • 「鍼で自律神経を整える」

を組み合わせて施術を行っています。

「関節トレーニングで動きを整える」

筋肉は様々な原因で弱くなってしまいます。
仕事などでの同じ動作の繰り返しだったり、日ごろのカラダの癖だったり、怪我をして使えなくなったり・・・

一度弱くなった筋肉は使えないままになってしまいます。そうすると使いやすい筋肉ばかり使うようになり弱い筋肉と強い筋肉のバランスがどんどん崩れてしまいます。

特に関節を安定させる筋肉が弱くなると色々な支障が出てきてしまいます。

そこで関節を安定させる筋肉を狙った関節トレーニングで筋肉の出力を上げていきます。

関節を安定させる筋肉とは?

身体を動かすときに関節を固定して動きを安定させる筋肉のことをさします。

これらの筋肉がちゃんと働かないと動きの土台となる関節が安定しないので、回りの筋肉が必要以上に頑張らないといけなくなります。

たとえば膝を曲げようとしたときに膝を曲げる働きをする筋肉が「関節を固定する」+「膝を曲げる」と2つの仕事をしなければいけません。

しかし関節を安定させる筋肉がちゃんと働くと土台となる関節がしっかりするので、本来の「膝を曲げる」仕事に集中できるようになり、動きがスムーズになる・動かせる範囲が広がる・痛みが減るなどの変化がでます。

筋肉の出力とは?

筋肉が働くためには 「筋肉の太さ」と「筋肉の出力」が重要になってきます。

筋力と言って一般的にイメージされるのは「筋肉の太さ」だと思います。

筋肉が太ければ強い力が出せます。
日常生活の活動量に対する筋肉の太さがなければその仕事の量に負けて段々と固くなり痛みが出てきます。

対して「筋肉の出力」とは脳からの指令に対して何%筋肉が働いているかです。
脳から筋肉に「縮め!」と指令がでると筋肉が縮みます。縮むのに参加する筋肉が多ければ強く入りますし、少なければ弱く入ります。

筋肉の出力が下がってしまうと強く力を入れる指令が来ても少ない割合の筋肉しか働けなくなってしまいます。

筋肉が必要な太さがあっても筋肉の出力が上がらないと筋肉が力を発揮できないのでちゃんと力が入りません。

例えば、100kgを持ち上げる筋肉があっても50%しか力が出ないと50kg分の筋力となります。
その筋力で仕事するので筋肉の負担が増えてしまいます。

そこで筋肉の出力を上げるトレーニングをして力が入りやすくしていきます。
するとしっかり力が発揮できるのでカラダの負担も減らすことができます。

当院で行う関節トレーニングは

当院では関節を安定させる筋肉の出力を上げるトレーニングをしていきます。
一番のポイントは弱くなってく力が入りにくくなっている筋肉だけを動かしてもらうということです。

ピンポイントで5~10秒くらいしっかりと力を入れてもらいなるべく弱くなった筋肉だけが働くようにしていきます。

関節を安定させる筋肉が使えていない方は多いので初めのうちは施術後に筋肉痛が出るかもしれません。

「手で筋肉を整える」

普段カラダの動かせていない所は筋肉と皮膚・筋肉同士がくっついて動きが悪くなっています。

皮膚や筋肉がくっついてお互いに動きの邪魔をすると効率の悪いカラダの使い方になってしまいます。

その動きが悪くなった縮こまった場所を表面から深く奥の方まで少しづつ指を沈めていき気持ちよく伸ばし動きを取り戻していきます。

動きの邪魔をしていた部分をきれいにすることで動きやすいカラダになっていきます。

「鍼で自律神経を整える」

必要以上に頑張りすぎている神経を落ち着かせることを目的とし鍼で調節を行います。

不必要な緊張が取れてくると血流が良くなる・内蔵の働きが良くなる・うまくリラックスできるようになります。

鍼を打つ場所は基本的に「肘から手首」「膝から足首」あたりになります。

「マッサージを受けても緩まないから」・「奥の方が固い感じするから」直接固くなった筋肉に鍼してほしい、という方もいますが基本的に鍼で刺せるところは手でもアプローチできます。

鍼で直接筋肉に刺すと確かに緊張が抜けて緩んでくれますが、他のやり方で緩めても緩まなかったり、すぐに戻ってしまうのは原因が他にあるからです。

ですので当院では基本的に緊張している筋肉に直接鍼を打つことはしていません。

施術を受けた後に

施術を受けた後は関節を安定させる筋肉が働きやすくなっているのでカラダが動かしやすくなっています。

筋肉の出力が上がって力が出しやすくなると動きが大きくなるので筋肉も強く働き太くなりやすくなります。
しかし、何もしないとせっかく力が入りやすくなった筋肉の出力が落ち着いてしまい2・3日ぐらいで段々と元に戻ってしまいます。

ですので施術を受けた後の過ごし方が重要になっていきます。

カラダを動かして筋肉を強くして無駄のない動きに変えていきましょう。
無駄のない動きになるとカラダの疲れ方も変わってきます。さらに適度に動かしていくと血流が良くなり、睡眠の質も高くなり回復力が高まります。

カラダは動かしていけば変わっていきます。
当院をステップ台にして良いカラダを手に入れ、日々の生活を楽しみましょう。

施術の間隔

初めのうちはだいたい1~2週間に1回くらいのペースで利用していただいています。
施術後に2種類ほどの関トレをお伝えしますのでそれを頑張って家で行ってください。

お伝えした関トレがしっかりできていれば変化が感じられると思います。
特に初めの2週間は毎日しっかり行ってください。

逆に関トレを行わないとなかなか変わってくれません。毎日の関トレがとても重要です。

カラダの変化の出方

大きく分けて3つのパターンがあります。

・1~2回の施術でぐっと変化の出るタイプ
・施術を受けるごとの徐々に変わっていくタイプ
・しばらくは変化が出ないが何度か施術を受けているとグッと変化が出るタイプ

睡眠・運動ができている方は変化が出るのが早い印象があります。
逆に睡眠・運動が不足している方は強い症状は取れても張り感などがなかなか変化出ない方が多いです。

部位別の施術の考え方

・首を整える

肩の位置が首の位置に大きく影響します。

肩が前に入っていると背中が丸くなり首を前に突き出すような姿勢になります。すると上を向くのが辛くなります。

肩が後ろに入っていると(胸を張っている状態)背中から首にかけての背骨が立ち上がります。すると自然に首は上に伸びます。

日常生活では手を前に出して肩が前に入っている時間が長いので背中にある筋肉が弱くなっています。

この状態で首を前に行かないように頑張ってもすぐに疲れてしまい元の戻ってしまいます。

これを改善するために固くなった肩を前に引っ張る筋肉(青)を柔らかくし肩を後ろに引っ張る筋肉(赤)を強くしていきます。

肩の位置がちょうどよい場所に落ち着いてくると土台がしっかりとするため頭の重さも背骨に乗っかるので首周りの筋肉の負担が減って緊張が取れやすくなります。

・腰を整える

腰の負担の少ない姿勢はすこし腰が剃っている状態です。

座っているや家事などで中腰でいる時間が多いと「腰を曲げる前側の筋肉」が縮んで固くなります。

それに対して「腰をそらす後側の筋肉」が弱くなって力が入らなくなっています。

そらす筋肉が弱いのでつねに腰が丸まっている状態になります。

さらに腰が丸まっていると上半身の重さがカラダの後ろ側に流れるのでさらに腰を丸めてしまいます。

これを改善するに固く縮んだ前側を柔らかくし、伸ばされて弱くなっている後ろ側の筋肉を強くして腰が反れている姿勢を保てるようにしていきます。

・膝を整える

膝に痛みを抱えている人は膝の曲げ伸ばしを調節する筋肉が弱っています。

動きを調節できなくなっているので膝の周りの筋肉がもっと頑張らないといけないのでパンパンになり痛みが出ます。

・肩を整える

肩をねじりを調節する筋肉が弱っています。

これが強くなると肩がスムーズに動くようになるので周りの筋肉の負担が減り筋肉の緊張が取れやすくなります。